書評・感想

メンタリストDaiGo著「自分を操る超集中力」 集中力が無いと悩む人におすすめ 書評・感想021

ビジネス本の19冊目は、DaiGo著の「自分を操る超集中力」です。

メンタリストで有名なDaiGoさんの著者です。DaiGoシリーズ3冊目の感想です。

ちなみにご興味ある方はこちらもご覧ください。
DaiGoシリーズ1冊目⇒超時間術
DaiGoシリーズ2冊目⇒男女脳戦略

タイトルの通り、集中力をテーマにした本です。

仕事や勉強など、ふとしたときに集中力が途切れてしまい思うように作業が進まないことがありますよね?

そんな悩みを解決するヒントが盛りだくさんの1冊になっており、おすすめの1冊です。

本の内容

おすすめ度&概要

おすすめ度:5点/5点

「集中力とは鍛えることができるスキルである」

という主張のもと、集中力を身に着けるためのノウハウをまとめた1冊です。

・集中力がある人に共通する行動原則
・集中力を生み出す7つのエンジン
・疲れをリセットする回復法
・集中力を作り出す時間術

の4つの観点から「集中力」について深堀をしています。

それぞれの内容が具体的であり、平易な文章で書いてあるので、とても読みやすく、内容が理解しやすいです。

自分にあった集中力を鍛えるためのノウハウがきっと見つかるでしょう!!

集中力がある人に共通する行動原則

集中力の源は何でしょう?根性や気合から生まれるものでしょうか?

もちろん答えはNoです。

集中力の源は、脳の前頭葉の働きによるものであり、前頭葉の持つ集中力を発揮する力のことをウィルパワーと言います。

このウィルパワーは、寝ることによって回復し、日常の様々な選択や作業によって消耗していきます。

明らかに仕事に没頭しているような集中状態だけではなく、「今日着る服どれにしようかな?」といった些細な迷いや決断によっても消費されていきます。

集中力を鍛えるためには、「ウィルパワーの総量を増やす」か「ウィルパワーの使用を節約する」の2つが重要であり、集中力が高い人はそのことをよく理解しています。

有名な話では、スティーブ・ジョブズ氏は、プレゼンの際、いつも同じ服を着て登場します。

これは、服を選ぶことで消費するウィルパワーを節約し、集中力を保つ工夫をしているということです。

また、ウィルパワーを節約するためには、習慣化が重要。

慣れないことに取り組むと非常に神経を使い、疲れます。つまり、ウィルパワーを大量に消費します。

一方、習慣化した行動は体になじんでおり、特に疲れないため、ウィルパワーの消費は必要最小限。
(車の運転をイメージするとわかりやすいと思います。初心者マークの頃は、少し運転するだけでグッタリしていたのが、1年も経つと運転でそれほど疲れなくなりますね。)

集中力が高い人は、習慣化の大切さをわかっているので、新しいことにあれもこれも手を出すのではなく、1つずつ着実に習慣化していきます。

成功しているスポーツ選手が「基本の大切さ」を説く場面が多々ありますが、これは基本を体に身に着けることで、試合で消費するウィルパワーを節約することにつながっています。

集中力を生み出す7つのエンジン

ここでは、7つ全てを列挙することはしません。
個人的に気になったものを2つとりあげます。

①姿勢
姿勢は集中力の大きな影響を与えます。
猫背になったり、足を組んだり、ついついやってしまいがちなことですが、集中力の観点からはNG

理由は、脳に必要な酸素を供給するための血流を阻害するから、です。
脳はその機能を充分に果たすために、膨大な量の酸素を必要とします。

そのため、酸素を運ぶ血流が阻害されると、あくびが出たり、疲れが出たりと集中力が阻害されます。

それを防ぐためには、良い姿勢が重要。
座ってばかりではなく、15分に1度くらいのペースで立ち上がることも効果的。

②瞑想
もう一つは瞑想です。

静かに座って、深呼吸を繰り返します。できるだけ余計なことを考えないよう、意識は呼吸に集中します。
これを1日3分程度続けると、集中力が向上することが、脳科学の観点から説明できるそうです。

正直、瞑想はあまり信じていなかったのですが、科学的根拠もあるということなので、実践してみたいと感じました。

疲れをリセットする回復法

寝ることが最大の回復法であることは間違いないのですが、もっと手軽にできる回復法が紹介されています。

脳の疲れは、目の疲れとなって表面化しやすいため、目を回復することがポイントです。
(脳に入ってくる情報の8割が視覚情報と言われているので、目の疲れと脳の疲れは密接に関係しています。)


やり方は簡単。
・手をこすってあたためる。
・温まった手で、両目を覆う。
・手の隙間から光が入らないようにし、目を開ける(つまり、真っ暗)

これだけです。視覚情報をシャットダウンすることで、目の疲れがだいぶとれます。

集中力を作り出す時間術

「早起きが最強」ということが書かれていますが、早起き以外でも活用できそうなテクニックがいくつか載っています。

ここでは、そのうちの1つ「ポモドーロ・テクニック」を紹介します。
これは非常に簡単で、作業をするときに、「25分集中・5分休憩」のサイクルで取り組む。

たったこれだけ。

これだけですが、時間を区切って作業に取り組むことで、集中力が得られます。

重要なポイントは、5分の休憩の仕方。この5分は脳を休憩させる必要があります。

休憩だーと思って、スマホを見たり、机の上を片付けたり、といったことをしてしまうと、脳が休まりません。

散歩をするとか、瞑想をするとか、脳をぼーっとさせてあげることが大切です。

感想

集中力を鍛えるためのノウハウが満載の本で非常に勉強になります。

DaiGoさんの本は、この本に限らず、平易な文章で書かれているものが多く、また、具体的な取り組み方が書かれているため、自分の行動に取り入れやすいです。

この本でも、集中力を高めるための手軽なメソッドが記載されているので、集中力に自信がないという人のおすすめの内容になっています。

僕自身も、疲労回復法やポモドーロ・メソッドを仕事に取り入れていますが、以前に比べ、仕事のパフォーマンスがあがったと感じています。

本当におすすめの1冊です。