書評・感想

「あきらめなかった人々」成功者のエピソードから成功法則を学ぶ1冊 書評・感想016

ビジネス本の15冊目は、デニス・キンプロ、ナポレオン・ヒル著の「あきらめなかった人々」です。

ナポレオン・ヒルが生前書き残していた、アメリカ黒人に向けた原稿を、デニス・キンプロという方が書籍化したものです。

僕の好きなナポレオン・ヒルシリーズの1冊です。

概要

本の内容のベースは名著「思考は現実化する」です。

基本的な考え方は、「思考は現実化」するですが、本書では、成功者の豊富なエピソードを用いて、色々な角度から、成功に必要なことを述べています。

特に、「自分の心の持ち方」に重点を置いた内容になっており、読後は非常に前向きな気持ちになれます。

ちなみに、「思考は現実化する」については、以下の紹介記事も書いてますので、ご興味ある方はそちらもどうぞ。

ビジネス本感想 006 思考は現実化する

学んだこと

本書には、多くの成功者のエピソードが盛り込まれており、非常に勉強になるので、なかなか取り上げるものを選ぶのが難しいのですが、特に気になったところを3つあげます。

人間は自分が考えている自分になる

人間がつくるものは、良いものであれ、悪いものであれ、最初は人間の頭の中で思考されたものである。

思考されたからこそ、それが形となり、最終的には「もの」として作り出される。

このプロセスは何も「もの」に限った話ではなく「ひと」も同じ

思想・計画など、あらゆるものは思考から生まれるため、どのような思考をするかで、どのような行動を取るかが決まる。

行動が決まるということは、自分が行動の先にどのような人間になるかが決まるということ。

日々の思考は、自分の将来に大きく影響を与えるので、ポジティブな思考回路を身に着けないといけない。

失敗の本質

失敗はネガティブな印象がある言葉だが、本当は将来の成功に向けた様々な種が眠ったもの。

失敗を繰り返し、そこから学ぶことで、成長し、目標に近づいていく。

このこと自体は、ナポレオン・ヒルの書籍であれば、必ずと言っていいほど書いてあることです。

本書では、感銘を受けた一節があったので、引用します。アメリカの作家ジェイコブ・リースの言葉です。

どうしていいかわからなくなったとき、私は根気よく石をたたき続ける石工を見に行く。彼はおそらく100回もたたいたが、それに見合うだけのひび割れは認められない。だが、101回目にようやく石は二つに割れる。それを成し遂げたのは、101回目の衝撃ではない。その前に振り下ろされた100回なのだ

積極的心構え

本書ては、魔法の6文字の言葉、として、「積極的心構え」が紹介されています。

積極的心構えとは、

心を常に自分の願望や目標に集中させておく習慣

のことです。

この心構えがあることで、失敗から成功の種を見つけることができたり、正しい習慣を身につけることができます。

目標や願望を具体的に思い描き、それに集中することで、自分でコントロールできるものとそうでないものの区別がつくようになり、自分でコントロールできるものに集中できます。

そういったことの繰り返しにより、成長し、目標に近づいていくのでしょう。