書評・感想

「メモの魔力」メモの概念を変える名著、1度は読んでほしい1冊 書評・感想014

ビジネス本の13冊目は、前田 裕二著の「メモの魔力」です。
 書店で何となく目についたので、思わず手にとった本です。

普段はテーマに沿った本を何種類か読むのですが、これは、特にテーマを決めて読んだものではありません。

が、読んで良かった!とても勉強になる本でした。

概要

著者の前田さんは、メモ魔として知られているようで、何でもかんでもメモを取るようです。

その経験から、メモを取ることのメリットや、メモのとり方を丁寧に観察した本です。

具体的に、著者のノートを使って説明しているので、内容が理解しやすいです!

メモを取る効果や理由については、目標達成に必要だと至るところで言われる「目標の明確化」と繋がるところもあり、自己研鑽本が好きな人にとっては、少し違った角度から、目標達成メソッドを学べる良著。

学んだこと

メモは抽象化が大事

「メモ」というと、やらなければいけないこと・覚えておきたいこと等を忘れないようにするために使うという人が多いと思います。

つまり、
「メモ=事実を書き溜めるもの」
というのが一般的な理解でしょう。

しかし、本書ではもう一段進んで
「メモ=事実を抽象化するための思考ツール」
と位置づけています。

事実をメモに記し、そこから得られる規則や教訓を考える(=抽象化)

そして、抽象化により得られた規則や教訓を他のことに活かす(=転用)

単に事実だけをメモに記すだけではなく、抽象化・転用を行うことで、思考能力が磨かれ、成長をしていくことができます。

事実を記すだけではなく、抽象化までメモで行うことを習慣づけしたいですね。

大切なのは熱量

抽象化・転用がメモをとるうえで、重要なことささきほど書いたとおりです。

しかし、それだけではメモの効果を活かしきれないといのが本書の主張

大切なのは、目標に対する熱量

メモで抽象化・転用を行う目的は、自分の目標を達成するための参考にしたり、現在抱えている課題を解決したりすることです。

目標に対する熱量が強ければ強いほど、色々な事実から、目標につながる何かを見つけることができます。

良く「引き寄せの法則」と呼ばれるものがよく働くためには、熱量が重要。

引き寄せの法則、というとスピリチュアルな感じもしますが、RSAという脳の働きから科学的に説明が試みられています。

こちらの記事で、RSAの解説をしている本を紹介しています。

ビジネス本感想 008 ブレイン・プログラミング

自己分析の大切さ

自己分析というと、就職活動を思い出す人も多いでしょう。

自分の長所・短所や、大切にしていることなどなど、色々なことを考えたのではないでしょうか。

就職活動が終わり社会人になると、自己分析をする機会はなかなかありませんが、社会人こそ自己分析が重要です。

自分が望むもの知る、自分が大切にしていることを知る、そういった積み重ねを経ることで、自分の人生の軸を知る。

人生の軸がわかっている人は、自分の努力の方向を間違うこともありません。有意義な人生を送るためにも自己分析が重要です。

メモを活用して、自己分析を行い自分の人生の軸を見つけることが重要。