書評・感想

マラソン本感想002 走れる体になる体幹「3S」メソッド

マラソン本の2冊目は、青山 剛著の「走れる体になる体幹「3S」メソッド」です。

以前、体幹トレーニングに関する記事を書いたのですが、その参考になりそうな本ということで紹介したい1冊です。
私は青山学院のコアトレーニングを中心にやっていますが、この本のトレーニングも一部取り入れています。

概要

「体幹」を使って走るためのノウハウを紹介する本。

「走る」という動作をさらにブレイクダウンし、走ることの基本は、正しく立つこと、というスタンスから解説。

単なる体幹トレーニングのやり方だけではなく、正しい立ち方・歩き方・ストレッチの仕方、など多岐にわたる解説があり、初心者にぴったりの本

学んだこと

正しい立ち方の重要性

この部分は目から鱗でした。

マラソン以外のスポーツ、例えば野球では、試合形式の練習をいきなりやるのではなく、キャッチボールや素振りといった基礎的な動作を反復して練習します。

そして基礎的な動作がある程度身についてから、試合形式で練習をします。

これは、基礎的な動作を身に着けないとそもそも試合ができない、ということ、基礎から学ぶ方が効率的に上達す?、ということが理由でしょう。

しかし、マラソンの場合、普通はいきなり走り始めます。基礎的な動作の練習をしなくても走ることはできます。

なので、マラソンの基礎的な動作とは名に?という部分が軽視されている、というのが著者の主張。

正にそのとおりですね、考えたこともありませんでした。

そこで、著者は、「走る」の基本動作をブレイクダウンし、正しく立つことから始めるべきだと主張しています。

正しく立ち、正しく歩ければ、正しく走れるという論法です。

本書の中では、正しい立ち方について詳しく説明があるため、それを参考に立ち方から練習してみます。

体幹トレーニングのやり方

トレーニングについては、運動前後のストレッチのやり方と体幹を使えるようにするトレーニングの2つが掲載されています。

ストレッチは特に目新しい内容はないですが、やり方を写真付きで細かく説明してくれるためわかりやすいです。

細かいやり方はもちろんですが、トレーニングの優先順位が参考になりました。

ストレッチ⇛体幹トレーニング⇛ラン
※ストレッチが一番重要

ストレッチや体幹トレーニングで、体の正しい使い方を覚えてから走ることを推奨しています。

走る前には体幹トレーニングをして、体の正しい使い方を体に覚えさせてから走ることで、より正しい走り方につながるようです。

僕は走りたての頃は、ランの日と体幹トレーニングの日は明確にわけていたので、ランの前に刺激を入れるということを取り入れるようにしましたが、なかなか良い感じです!

体感に意識が向いている気がするので、恐らく前よりは良い走りができていると感じます。

走っているときの微調整

体の正しい使い方を覚えても、いざ走り出してみると、だんだんと疲れてきて、悪い癖が顔を出してしまうもの。

そんな時に、走りながら微調整をして正しい動きに戻す必要がありますが、本書ではケース別に微調整の仕方を説明しています。

実際に長距離走った際に、自分にどういう傾向があるか考えながら読むと実践で使えますね。

ちなみに僕は走っていると、だんだん肩に力が入り前かがみになる癖がありますが、その対処方法も書いています。

この対処方法は実際によく使っていて効果テキメンなので、一度目を通して欲しい部分ですね。

体幹トレーニングに関する過去記事はこちら。

マラソン初心者のサブ4達成トレーニング 体幹トレーニング