書評・感想

「ブレイン・プログラミング」引き寄せの法則を科学的に説明した本 書評・感想008

多読メモ8冊目は、アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著の「自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング」です。

以前記事にした私のバイブル本である「思考は現実化する」に並ぶバイブル本です。
内容についても、思考は現実化すると重なるところがあり、目標達成に関する自己啓発本の中では、甲乙つけがたい名著だと感じています。

概要

目標や夢を達成するために必要なノウハウが記された一冊。潜在意識を活用した目標達成の本になります。このカテゴリーの本では、必ずと言ってよいほどあげられる「明確な目標」の大切さが本書でも述べられています。

本書で特徴的な点は、明確な目標を持つことで望むものが手に入る、といういわゆる「引き寄せの法則」について科学的な観点から説明を試みている点です。

「引き寄せの法則」については、初めて触れたときは、胡散臭い話だと思ったのですが、いくつかの実例に加え、科学的な説明がプラスされることで内容に説得力が出ています。

他の内容についても、実例や研究結果等を用いて、潜在意識の活用方法を述べているため全体的に説得力のある内容になっています。

この本をおすすめしたい人・おすすめできない人

目標達成のノウハウについて知りたい人にはもちろんおすすめですが、あえておすすめしたいのは、潜在意識の活用に否定的な人。特に、「引き寄せの法則」胡散臭いなーと感じている人。

そういう人にこそ本書の科学的な説明に触れていただきたいと感じます。

また、この本では習慣化の方法についても詳しく述べていますので、新たな習慣を手に入れたいと考えている人にもおすすめの一冊です。

学んだこと

RAS

RASというのは、「網様体賦活系」という脳にある神経の集まりのことで、このRASの働きが引き寄せの法則に繋がっています。

人間は絶えず外部から大量の情報(視覚・聴覚・触覚など)を得ているわけですが、我々は入手する全ての情報を意識的に処理しているわけではなく、無意識に処理をしているものが大半です。

入ってくる情報を一々、意識して考えて処理をしていたのでは身が持ちません。自分にとって意識して処理する必要がある情報だけを仕分けする機能が脳にはあります。

その機能こそが、このRASです。RASの働きによって、膨大な情報の中から必要な情報を仕分けをすることができます。

まさにこれが「引き寄せの法則」の秘密です。自分が明確な目標をもち、その実現を心から信じている状態になると、日頃浴びている大量の情報の中から、RASが自動的に必要な情報を見つけてくれるため、目標が達成できるという仕組みです。「引き寄せの法則」は単なる気持ちの問題ではないということが説明されています。

本の中で例として挙げられているのが、車の例。特定の車を購入することを決めると、なぜか同じ車を街中で見かけることが増えます。それはもちろん同じ車が突然増えたわけではなく、自分がその車を意識するようになったからです。

同じような経験は多くの人が感じているのではないでしょうか。

アファメーション

潜在意識をフル活用するツールの一つがアファメーションです。
アファメーションについて本書から引用すると、

アファメーションとは、自分が達成しようとしていること、これからやろうとしていることをつねに繰り返し自分に言い聞かせることである。

アファメーションを行うことで、自分自身の思考パターンやイメージをポジティブに作り変えることで、RASの働きを活発にしていきます。

目標に対して、ポジティブなイメージを作っていくことで目標に向けて着実に進むことができます。

アファメーションの素晴らしいところは、自分に言い聞かせる言葉は自分で選べるということです。
自分が良いイメージだと感じることができる言葉を選ぶことで、自分が望むように自分のイメージを作ることができます。

より良い姿をイメージすることで目標に近づくことができます。
逆に言うと、アファメーションとして選ぶ言葉を間違えて否定的なニュアンスを入れてしまうと逆効果なので要注意です。

良い習慣の身に着け方

習慣の身に着け方はいくつかありますが、本書では周りの人の影響の大きさを述べています。
それを象徴的に表現している言葉が、「あなたは友人5人の平均的な姿になっていく」というものです。

良い習慣持つ人や自分が目指す目標を達成している人たちに囲まれることで、自分もその姿に近づいていくというものです。

良い習慣を身に着けたければ、良い習慣を持っている人たちと意識的に交流をしていくことが習慣の定着に向けた近道です。