書評・感想

「1440分の使い方」時間管理に悩んでいる人におすすめの1冊 書評・感想005

多読メモ5冊目は、ケビン・クルーズ著の「1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣 (フェニックスシリーズ)」です。

最近まとめ読みをしている時間管理・タスク管理に関する書籍の1つで、カテゴリー内では4冊目。

概要

時間管理に関する書籍で、タイトルの「1440分」は24時間を分で表すことで、1日の時間は限られていることを意識させる意図があります。
本書の特徴は、タスク管理でよく使われる、タスクリストやToDoリストの使用を否定していることです。

ToDoリストの弊害を説明し、1440分しかない1日を如何に有効に使うのか、ということを具体的なノウハウを踏まえながら解説しています。

ボリュームもそこそこある本ですが、具体的なノウハウがつまっているので、役に立つ内容が1つは見つかるのではないでしょうか?

この本をおすすめしたい人・おすすめできない人

時間管理に悩んでいる人であれば誰にでも勧めたいですが、特に、ToDoリストでのタスク管理がうまくできていないと感じている人には、ヒントになることが多く書いてあります。

また、本書では優先順位が高いタスクにいかに時間をかけるか、ということをメインテーマにしていますので、タスクを多く抱えており、優先順位がうまくつけられない人や、優先順位が高い仕事になかなか時間を配分できていないと感じる人にもおすすめです。

逆に、ToDoリストによるタスク管理がうまくいっていると考えている人にはあまりおすすめできません。ToDoリストは全否定という感じの内容なので、ToDoリスト好きの人(タスク管理手法で人気があるGTDを活用している人など)にはおすすめできません。

学んだこと

ToDoリストの活用はほどほどに

ToDoリストの活用はタスク管理について学ぶと様々なところで、登場しますし、実際に活用している人も多いでしょう。私も使用しています。

しかし、本書ではToDoリストは全否定です。その理由は、

・ToDoリストはタスクが積みあがっていくため、優先順位がわからなくなっていく
・リストにタスクが残っている状態が続くと、無意識化にそれが頭に残るため、だんだんとタスク管理疲れが生じる
・ささいなことはリストに残り続けるため、結局やらないことが残り続ける

2つ目・3つ目は非常に心あたりがあります。これらを解決するためには、ToDoリストではなく、スケジュール表でタスクを実施する時間を決めてしまうことが重要だと。

スケジュール表に入れておくと、いつやるかが明確になるため、ToDoリストの弊害が解消されます。

ただ自分としては、軽めのタスクはToDoリストで管理する方が適切だと感じます。軽いタスクをまとめて実施する時間をスケジュールに登録する形で対応していけば良いかなと感じます。

最も重要なタスクを最初にやる

当たり前のことですが、仕事のことだけではなくプライベートまで含めて、自分が本当に大切だと感じていることを、常に最初にやるようにするのはなかなか難しいです。

毎日、最初に重要度が高いことを実施するためには、少なくとも前日に、次の日の予定をしっかりと決めておかなければできません。

特にプライベートな事柄になると、必然的に朝の時間にその時間を確保する必要があるため、早起きの習慣が必要になるので、私自身にとってはハードルが高いところ。

過去の日記をたまに読み返す

ノートを活用することを本書では勧めていますが、活用方法の1つとして、過去の日記を定期的に読み返すことを勧めています。

日記を書いている人は多いと思いますが、それを定期的に読み返している人はそれほど多くないのではないでしょうか。

普段から感じている気づきや考えたこと、悩みごとなどしっかりと日記に記している人であれば、日記は自分の成長にとっての宝の山です。

例えばお正月など定期的に日記を読み返す時間を設けることで、自分が学んだことをしっかりと復習して身に着けていく必要を感じます。
(もちろん日記を読み返す時間をすぐにスケジュール帳に書き込みましょう!!)